環境に優しい「地球トイレ」プロジェクト

 

EM（有用微生物群 （通称：EM菌）※2）は、主に農業、畜産分野で活用されており、特に養豚、酪農での成育促進、病気対策、悪臭除去への使用で大きな効果を上げています。EMの悪臭除去の力に着目して、ポーランド国内で行われたイベントの仮設トイレの悪臭対策に採用されました。

ポーランドのチェレムハ村では毎年7月末に3日間フォークミュージックフェスティバルが開催されます。Greenland　Technologia EM により、このフェスの仮設トイレでEM が消臭に使われました。
 

ポーランドでの取り組みについて

ポーランドには、比嘉照夫教授の書籍「地球を救う大変革」に感銘を受けたPaweł Zajączkowski（パヴェル・ザシェンコフスキ）氏が1999 年に設立したGreenland Technologia EM（グリーンランド テクノロジア イーエム）という会社があります。会社設立当初、職員はいませんでしたが、現在は30名以上の職員がおり、20以上のEM 製品、200ヶ所以上の代理店、そして5万件以上の農家、農業関連会社にEMを提供するまで成長し、地域の雇用創出にも貢献しています。
 

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ミュージックフェスティバルで仮設トイレの悪臭対策にEMを活用

ポーランドのチェレムハ村では毎年7月末に3日間フォークミュージックフェスティバルが開催されます。2021年は新型コロナウイルスの影響のため、例年の半数となる約2500人の参加でしたが、Greenland Technologia EMにより、このフェスの仮設トイレでEMが使われています。

会場内すべての仮設トイレにEM活性液※2を10倍に希釈したEM活性液入りのスプレーをトイレに設置し、使用者に消臭剤として散布してもらいました。さらに、1日に3回EMスプレーを使い、スタッフ達がトイレ清掃を行いました。その結果、参加者が特に多かった日の夜でさえ、アンモニア濃度の測定値は0ppmで、仮設トイレ事業者は臭いが緩和されていると驚いていました。

EMは消臭にとても効果的で、フェスの参加者たちは悪臭がしない衛生的なトイレを気持ち良く利用することができました。


※1　EM(通称：EM菌）はEffective（有用な）Microorganisms（微生物たち）の英文の頭文字に由来しています。その名の通り、特殊なひとつの菌ではなく、乳酸菌や酵母、光合成細菌など、どこにでもいる微生物で、人間にとっていい働きをしてくれる微生物の集まりです。「EM菌」という菌は存在せず、EM中の微生物の集合体の総称として広く使われています。

※2　EMを液体で増やした物を「EM活性液」と呼んでいます。EM（有用微生物群）は生き物です。微生物はエサ（糖蜜など）を与えることにより増殖して活性が高まり、より元気に働くようになります。「EM活性液」はガーデニングや畑作・生ゴミ処理・掃除、消臭など様々な用途に使えます。菌が生み出す有機酸は、消臭や汚れ落とし、植物の健全な成育に効果を発揮します。

続きは
EM生活　暮らしの読みもの-EMと共に生きる人々
【より環境に優しい「地球トイレ」プロジェクト】より御覧ください。
https://www.em-seikatsu.co.jp/contents/reading/detail.php?id=313