【海外報告】ゴミ再生センターでのEM活用(タイ)
2011.6.15 Nontaburi州Pakgred地区のゴミ再生センター「Mooban Pobsuk Pakgred」では、
次のような過程でEMを活用したゴミ処理が行われています。
①毎朝9:00に各家庭からゴミがセンターに集められる。
②生ゴミはEMボカシと1:10kgになるように混ぜ、網目のついた袋に入れ、それを
ドラムに入れる。
③ドラムを覆い10日間置く。
④ドラムから取り出し、もう一度枯れ葉と混ぜる。
⑤④を回転ドラムに移し10日間置いて乾燥させる
⑥乾燥したものを販売等で利用できるよう袋に分ける
作られた堆肥には高い窒素成分が含まれている事が分かりました。
抽出された液体は排水やトイレの臭い抑制に使われます。
このプロジェクトが始まって8年、最初の2年間に悪臭やハエが問題となったこと
から6年前にEM技術を採用しました。現在約200軒の家庭が参加しています。
臭いもなくハエもいない、EMの効果が顕著に表れている施設です。
◆タイ語・英語記事はこちら(EMRO ASIA web)よりご覧ください。