【海外報告】ブラジルにおける工業へのEM利用
2011.2.3 ブラジルは現在世界的にも経済発展の著しい国であり、同時に環境問題も大きな社会問題として
取り上げられてきています。
【EMを利用した環境保全策】
・ブラジルのBahia州はブラジルの東端に位置し、古くはブラジルの最初の首都が置かれた都市
でもあります。Bahia州の工業団地には、近年の工業化に伴い多くの工場が設置されおり、現在
さまざまな工場での環境浄化を目的としたEM利用が進められています。
(写真左)Bahia州工場団地名愛のOXITEND社の香料工場 (写真右)ガス交換棟
現在、工場内のクーリングタワー及びガス除去装置内の循環水の水質改善にEMを利用。EM使用前
は20時間おきに循環水の交換を行っていたが、現在は使用時間が60時間に延長されるという効果を
上げている。
(写真左)Bahia Pulp社の製紙工場。 (写真右)コンポスト場
主に紙の原料となるセルロースを生産している工場で、材料の木材からは大量の木くず等の廃棄物が
出ている。現在はEMによる有機残渣処理が行われ、良質なコンポスト肥料として販売が開始されている。
堆肥の攪拌装置。併設のタンクから常時EMが散布される。
(散布量:1Lit/ton)
【ブラジルのお問合せ先】
Ambiem
Estrada Maracaiubas km2 No 52
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Camaçari BA Bahia Brasil
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