EMニュース

【海外報告】ギリシャでのEM活動状況③

2010.12.22

 EM Hellasが2007年の農産物批評会で出会ったアテネの近くで野菜を育てている農家は、
 2008年からEMを使い始め、野菜の質や味が格段に良くなったそうです。
 現在では堆肥や灌漑システムにEMを活用した新しい農園を始め、EMで育てた新鮮な野菜
 を購入できるお店もオープンしました。

    

 EM HellasのMrs. Zafeiropoulouは60名以上の参加者をむかえ、この農園の視察も含めた
 EM講習会を行いました。
 
     
        講習会の様子              ショップ内に並ぶ新鮮野菜

 また、オーガニックで産卵鶏を育てている養鶏場のオーナーも農産物批評会でEMを知り、
 使い始めました。 彼は5つの小屋に5,000羽の産卵鶏を飼育しており、その他、5haの土地で
 温室野菜やハーブ、オリーブ、食用カエルなども育てています。
 この養鶏場は衛生的で悪臭もないということで有名です。
 農場には沈殿槽とサンドフィルター付きの浄化施設も併設しており、放流水はBODが6以下で、
 大腸菌は検出されていません。EMを使用するようになってからはハエなども見かけなくなりました。
 
     
    養鶏場の様子、産卵鶏にEM希釈液を少なくとも週1で噴射している(写真右)。           

 カエルを飼育している水槽はBODが4で、20日ごとに水の入れ替えをしています。EMを使用せず
 にカエルの飼育を行うと、このサイクルでは難しいです。
 また、養鶏場から出る鶏糞にEM活性液を混ぜてEM堆肥を作り、肥料として農園で使用しています。
 このオーガニック農園にはEMや有機農業に興味のある団体が多く訪れています。

     
              イチジクの実と飼育されている食用ガエル

 ◆ギリシャでのEM活動状況②はこちら (修道院・農家の記事)
 ◆ギリシャでのEM活動状況①はこちら (EM Hellasの記事)
 ◆英語記事はこちら→ 「EM™ Activities in Greece (3)」 (EM研究機構英語版HP EMNEWS)
 
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