【海外報告】キューバでのEM普及状況
2010.7.7 キューバは、カリブ海に浮かぶ島国です。
社会主義国で、商品も国が一時的に買い上げて各販売店に流通させる仕組みを
採用しています。 また、有機農業推進国(国民の7割以上が農業従事者)としても
知られていますが、近年の化学農薬の価格上昇により、化学農薬の購入ができなく
なっています。
飛行機から見たキューバ。農地が多いのが分かる
キューバ農水省・厚生省管轄の“LABIOFAM"(共同企業推進団体)
LABIOFAMでは、農業資材やヨーグルトなどの加工食品、予防注射のアンプルなど
キューバ国内で必要となる製品の製造を行っています。
EM研究機構はこのLABIOFAMとノウハウ契約の準備を進めており、早ければ8月頃
にはここで委託製造が開始される予定となっています。
製造後は各州にあるLABIOFAMのサテライト期間から各家庭へEMが供給されます。
LABIOFAM関係者
左から、LABIOFAM所長 Jose A. Fraga Castro氏
LABIOFAM製品開発質室長 Isabel Gonzalez Marreo氏
INFAT(農業試験場:農水省)所長 Daniel Balmesada氏
キューバコンタクトパーソンのHans Peter Mertens氏