【連載】比嘉教授の連載「新・夢に生きる」195回「着々と進化する青空宮殿のEM自然農法(5)」がリリースされました | ウェブエコピュア
2024.6.26Web Ecopure(ウェブエコピュア)
「新・夢に生きる」195回「着々と進化する青空宮殿のEM自然農法(5)」
https://www.ecopure.info/series/higa/h195/
前回はトマトからキュウリへの連続栽培が順調に進んでいることを紹介し、収穫量も急激に増大してきました<写真1>。このままいけば、孫ヅルで更に新しい限界突破が期待されましたが、5月20日から梅雨に入り、6月3日まで畝がすっぽりと水浸し状となり、縁に植えていたシュンギクも枯死状態になってしまいました<写真2>。
このような梅雨が続くと、これまでの経験では、根腐れや立ち枯れやベト病が多発し、回復は不可能となっていましたが、根の回りに、30~40gのEMグラビトロン炭の追加処理で健全に育っています。
しかし、果実は、水膨れで成長が止まり、胴割れしたりして収穫が極端に少なくなってしまいました。咲いていた雌花は、次々と緑の栄養体に変わり<写真3、4>、新しい収穫が全くなくなってしまいました。梅雨の中休みが数日続いたため樹勢は回復し、孫ヅルが多数発生してきました<写真5>。
キュウリの間に植えられたゴーヤーも順調に成長し、奥の棚に広がりポツポツと結実し始めています<写真6>。
今回の成果は、EMグラビトロン炭の活用と、EMの多用を続けると、露地の長期にわたる水浸状態でも完璧な水耕栽培と変わらないレベルで病気が全く発生しなくなったということです。
この方法を続ければ、テラプレタをはるかに上まわる土作りが出来るようになり、年々の重ね効果的改善が可能となります。すなわち、不耕起で根の回りに意識的に少量のEMグラビトロン炭を施用し続ければ、万能栽培床ができるということになります。
過剰な梅雨は、露地の果菜類には壊滅的な被害を与えますが、排水を意識しながら結界を強化し、畑全体を高波動化するように管理すれば、作物の生育はもとより、土壌の深部の微生物相の改善や物理性や化学性の改善も容易化し得る力に変えることができるようになります。
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195回「着々と進化する青空宮殿のEM自然農法(5)」
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