【海外報告】アフリカ難民キャンプでのEM活用
2013.10.31ウガンダ西部の町ブンディブンギョには、コンゴ共和国の内政不安のために
多くの難民が祖国を離れ移住しており、このコンゴ難民に生活の場を提供するため、
国連などの機関が支援を行っています。
国連機関の1つであるユニセフでは、上水の提供とキャンプ内の簡易トイレを提供・
管理しており、トイレの悪臭抑制と衛生環境を保つためにEMが使用されています。
現在も1万5千人を超える難民がキャンプでの生活を余儀なくされています。
現場でEMを使用しているユニセフウガンダの担当者カマボン氏ら職員もEMの活用
によりトイレも悪臭がなく、その後汚水の廃棄場所も臭いが大変少なく助かっている
とのことです。
また、ユニセフウガンダではEMを難民キャンプだけではなく、ウガンダ内の小学校
にも試験的に提供しており、トイレの清掃などに使用されています。
コンゴからの難民には多くの子供も含まれていますが、過酷な環境とは裏腹に子供たち
は訪問者を明るく受け入れてくれました。
キャンプ内に設置された270の簡易トイレに週3回EMを使用、悪臭はほぼなく衛生的です。
汚水の集められたラグーンもEMで処理されることで、悪臭がありませんでした。
ユニセフウガンダの支援によりウガンダの小学校トイレでもEMが使用されています。