【記事】農and食・全国農業コンクール:地域の中核企業に全国20代表エチエ農産を現地審査--京丹後 /京都
2012.6.28毎日新聞 2012年06月28日付
農and食・全国農業コンクール:地域の中核企業に 全国20代表、エチエ農産を現地審査−−京丹後 /京都
第61回全国農業コンクール(毎日新聞社・島根県主催、農林水産省など後援)で「全国20代表」
に選ばれた京丹後市久美浜町のエチエ農産=越江雅夫代表(62)=の現地審査が27日、市内の農場であった。
越江代表は先頭に立ち、審査委員の元東大教授の秋田重誠さんと元農水省農業研究センター次長の
小室重雄 さんを田んぼや畑に案内した。受託を含めると、40ヘクタールの水田、7ヘクタールの畑を
耕している。完全無農薬や、除草剤を1回しか散布しない特別栽培 米「おおきに米」の田んぼの前では
「草取りが本当に大変です」と語った。
耕す田んぼは小さい。傾斜地も含めて全部で150枚にも上り、秋田さんは「地域のため、経営効率が
悪い 田んぼをすごい努力によって守っていることがよくわかりました」と語った。環境を大切にする農業
に力を入れており、もみ殻と木材チップ、EM菌を混ぜて堆 肥(たいひ)作りしている現場も視察した。
小室さんは「エチエ農産が地域の中核企業として地域の人々を支えていることがよくわかった。農産物を作るだけでなく、販売面で地域に大きく貢献している。これからも頑張ってほしい」と話した。【塩田敏夫】
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