EM活用事例
国をあげた教育プログラム Part2
ブータンブータンの農業森林省と教育省では、EM 技術を活用した持 続可能な農業を促進するため、2000 年に学校で農場プ ロジェクトを開始しました。
現在、ブータン国内の約 100 校で同プログラムが採用さ れ、たくさんの生徒が循環型農業を学んでいます。
(詳しくは、こちらもご覧ください → 国をあげた教育プログラム)
現在、ブータン国内の約 100 校で同プログラムが採用さ れ、たくさんの生徒が循環型農業を学んでいます。
(詳しくは、こちらもご覧ください → 国をあげた教育プログラム)
ブータン ダンプ―中央学校
2016年から学校農業プログラムに参加しているダンプー中央学校には、生徒約 1,000 名、職員約 40 名が在籍しています。
生徒たちはEM 活性液やEMボカシの作り方に加え、畜産・農業・水産での活用方法などを学んでいます。 また、市販のエサにEM発酵飼料を混ぜたものとEM活性 液を加えた飲用水を与え、280羽の産卵鶏を育てています。
EM 育ちの鶏が産む卵はとても新鮮で、黄身に楊枝を指しても倒れることはありません。一日に205個程度の卵を生産し、生徒の食事になるとともに、余剰品は販売されます。
EM 育ちの鶏が産む卵はとても新鮮で、黄身に楊枝を指しても倒れることはありません。一日に205個程度の卵を生産し、生徒の食事になるとともに、余剰品は販売されます。
魚の養殖池
1,600 平方メートルの養殖池では、約 9,000 匹の草魚やティラピアを養殖しています。EM 団子 2,700 個と EM 活性液と一緒に投入したところ、池の臭いがなくなり、水も透明になりました。
農園
4 エーカーに渡る農場でも、生徒たちは実践的に農業を学んでいます。各学級が農場を一つずつ担当し、豆、トウ モロコシ、キャベツ、じゃがいも、きゅうり、オクラなどを育てています。教員によると、生徒たちが育てたカ ボチャだけでも 5,000KG 以上収穫できたそうです。
デキリン学校
また、ブータン政府からモリンガの木 100 本の寄付を受けたデキリン学校では、EM堆肥を使用したモリンガ栽培を行っています。学生たちが栽培から加工までを担当し、収穫したモリンガの葉を丸一日よく乾燥させ、煎じてからパック詰めにして販売します。EMモリンガティーは国内で販売され、その収益は生徒たちの教育プログラムへ還元されています。
EMが教科書に
このように、ブータンでは国をあげて EM 活用に力を入れており、農業の教科書には EM技術と比嘉照夫教授について説明した章があるほどです。若者たちは学校教育を通してEMへの理解を深め、技術を習得しているのです。
詳細につきましては、ブータンのパートナーへお問合せください。
Council for RNR Research of Bhutan (CoRRB),
Ministry of Agriculture, Royal Government of Bhutan
Post Box: 1095, Thimphu Bhutan
Tel: +975-02-321142 / +975-02-323765 / +975-02-326146
email: raibb@yahoo.com