EM活用事例
国をあげた教育プログラム Part2
ブータン![国をあげた教育プログラム Part2](/files/casestudy/main/00ee3720c8b49b92df3386fe56553bdc.jpg)
ブータンの農業森林省と教育省では、EM 技術を活用した持 続可能な農業を促進するため、2000 年に学校で農場プ ロジェクトを開始しました。
現在、ブータン国内の約 100 校で同プログラムが採用さ れ、たくさんの生徒が循環型農業を学んでいます。
(詳しくは、こちらもご覧ください → 国をあげた教育プログラム)
現在、ブータン国内の約 100 校で同プログラムが採用さ れ、たくさんの生徒が循環型農業を学んでいます。
(詳しくは、こちらもご覧ください → 国をあげた教育プログラム)
ブータン ダンプ―中央学校
![](/files/casestudy/detail/33a16576459cc4e1aafb288d5c299d94.jpg)
2016年から学校農業プログラムに参加しているダンプー中央学校には、生徒約 1,000 名、職員約 40 名が在籍しています。
生徒たちはEM 活性液やEMボカシの作り方に加え、畜産・農業・水産での活用方法などを学んでいます。 また、市販のエサにEM発酵飼料を混ぜたものとEM活性 液を加えた飲用水を与え、280羽の産卵鶏を育てています。
EM 育ちの鶏が産む卵はとても新鮮で、黄身に楊枝を指しても倒れることはありません。一日に205個程度の卵を生産し、生徒の食事になるとともに、余剰品は販売されます。
EM 育ちの鶏が産む卵はとても新鮮で、黄身に楊枝を指しても倒れることはありません。一日に205個程度の卵を生産し、生徒の食事になるとともに、余剰品は販売されます。
![280羽がEM発酵飼料を食べている](/files/casestudy/detail/48bbc4b03730f7f4dad79f0e254e3608.jpg)
![新鮮で栄養満点の卵](/files/casestudy/detail/5348b946907c8eeef9b320d39eb0b1cd.jpg)
![](/files/casestudy/detail/36409112bcbe1d74cfb2351336b44d31.jpg)
![EMの活用により、ストレスなく健康的に暮らす豚](/files/casestudy/detail/4d248f762b214a737d9dc1c31362daa4.jpg)
![養豚を担当しているのも学生たち](/files/casestudy/detail/a55265d40c865ca4f56a970d7967508b.jpg)
魚の養殖池
1,600 平方メートルの養殖池では、約 9,000 匹の草魚やティラピアを養殖しています。EM 団子 2,700 個と EM 活性液と一緒に投入したところ、池の臭いがなくなり、水も透明になりました。
![EM使用により臭いがなくなった養殖池](/files/casestudy/detail/46db6dea901867c9699fe58919c36cc2.jpg)
![EM団子を投入する学生たち](/files/casestudy/detail/7fbad9f00f4719e6bc5afc0266cb4681.jpg)
![学生が作ったEM団子2700個](/files/casestudy/detail/d3720cf7e7fcf350ca137ed722ed6508.jpg)
農園
4 エーカーに渡る農場でも、生徒たちは実践的に農業を学んでいます。各学級が農場を一つずつ担当し、豆、トウ モロコシ、キャベツ、じゃがいも、きゅうり、オクラなどを育てています。教員によると、生徒たちが育てたカ ボチャだけでも 5,000KG 以上収穫できたそうです。
デキリン学校
また、ブータン政府からモリンガの木 100 本の寄付を受けたデキリン学校では、EM堆肥を使用したモリンガ栽培を行っています。学生たちが栽培から加工までを担当し、収穫したモリンガの葉を丸一日よく乾燥させ、煎じてからパック詰めにして販売します。EMモリンガティーは国内で販売され、その収益は生徒たちの教育プログラムへ還元されています。
![モリンガの樹](/files/casestudy/detail/590273dc72c96fcbf16a4cf4db3d67b8.jpg)
![モリンガティーを作る学生たち](/files/casestudy/detail/6b85962bf49342f0b72bdcb50646a1ea.jpg)
![](/files/casestudy/detail/73326ae88e05ad90cb39fc29cf4724c8.jpg)
EMが教科書に
このように、ブータンでは国をあげて EM 活用に力を入れており、農業の教科書には EM技術と比嘉照夫教授について説明した章があるほどです。若者たちは学校教育を通してEMへの理解を深め、技術を習得しているのです。
![比嘉教授についての教科書のページ](/files/casestudy/detail/8cbf63e42b450392e5b9fe4778a4cb85.jpg)
![教科書の表紙](/files/casestudy/detail/2dbc3ee9594d6bd0993d65a399b47326.jpg)
![EMについて解説するページ](/files/casestudy/detail/f28de1d24d0e52206b507b711db6bad4.jpg)
詳細につきましては、ブータンのパートナーへお問合せください。
Council for RNR Research of Bhutan (CoRRB),
Ministry of Agriculture, Royal Government of Bhutan
Post Box: 1095, Thimphu Bhutan
Tel: +975-02-321142 / +975-02-323765 / +975-02-326146
email: raibb@yahoo.com