EM活用事例

国をあげたEM教育プログラム

ブータン
国名:
ブータン
カテゴリー:
農業, 社会貢献
タグ:
国家プロジェクト, 循環性, 教育/ 育成
国をあげたEM教育プログラム

学校農業教育プログラム

ブータンの農業森林省と教育省では、EM 技術を活用した持続可能な農業を促進するため、2000 年に学校で農場プロジェクトを開始しました。 パロにある国立教育機関(NIE)のシラバスに、EM技術について学ぶプログラムが加わりました。教室でコンセプトを学ぶ座学と、農業現場で学ぶ実践で、知識と技術が身につく内容です。

プログラムは、まず6つの学校で試験的に導入されました。今日では全国551校のうち100 校で同プログラムが採用され、たくさんの生徒が循環型農業を学んでいます。 さらに、各学校の農業クラブに所属する30名程度の生徒がEMマスターに任命され、農地と畜産動物の管理を担っています。
各学校で、丘の斜面の10-20aほどの農場を作り、農業省から提供されるEM活性液を使っています。EM活性液はコンポスト作りと灌水に使われているほか、動物たちのエサや飲み水、畜舎の掃除にも使われています。また、学校のトイレにも使用され、学校を衛生的に保っています。

 

EMコンポスト作り


EMボカシづくりには学生たちが活躍しています。腐葉土、野菜くず、牛糞、ワラ、おがくずをまぜたものに活性液をたっぷり加え、よく混ぜて穴の中で発酵させます。2か月後に一度かき混ぜ、その後シートでカバーをしてさらに2か月寝かせます。原材料が分解され、よい肥料となったら穴から出し、農園で野菜、果物、花に施します。

チラン県立学校

学校の校舎を鶏舎に改装
学校の校舎を鶏舎に改装
チラン県立学校も学校農業プロジェクトに参加しています。470人いる学生のうち、約30人が週に2~3時間、積極的に参加しています。学校では鶏800羽 豚4頭、牛3頭を飼っており、動物の飲み水にEM活性液を混ぜています。
プロジェクトの宣伝
プロジェクトの宣伝
プログラムの担当教諭と話すBBライ氏(EM研究機構のパートナー)
プログラムの担当教諭と話すBBライ氏(EM研究機構のパートナー)
二階建ての校舎を改築したユニークな鶏舎で、鶏たちは毎日400個ほどの卵を産み、卵は学校の給食に使われます。

2015年5月に鶏の飼育を始め、将来的には鶏糞を米やトウモロコシ畑で使う肥料にする予定です。プログラムを持続的に続けるため、BBライ氏が鶏の孵化方法も生徒たちに教えました。生徒たちが孵したヒヨコを地域で販売できるようにしていく、地域全体でのプロジェクトです。
 

比嘉照夫教授賞

毎年10月16日、世界食糧デーに、最優秀学校農園を選ぶコンテストが開催されます。優勝した学校にはEM開発者の名を冠した「比嘉照夫教授賞」が贈られます。
学校農業プログラムに参加している190校(内、約100校がEMを使用)の小・中・高等学校の中から、最も優れた農園に賞が贈られます。

ブータンの発展政策においては、自然環境保護、天然資源の保存と持続的な収穫に、常に重点が置かれてきました。そのため、EM技術の活用した自然農法がブータンの農業において大変重要なのです。
 
続きは「国をあげたEM教育プログラム Part2」へ



詳細につきましては、ブータンのパートナーへお問合せください。


Council for RNR Research of Bhutan (CoRRB), 
Ministry of Agriculture, Royal Government of Bhutan
Post Box: 1095, Thimphu Bhutan
Tel: +975-02-321142 / +975-02-323765 / +975-02-326146
email: raibb@yahoo.com





 

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