環境改善

自然の原理を応用した善循環的かつ蘇生的な新しい次元の環境改善

EM(有用微生物群)を用いた環境浄化技術は、生態系の根底となる微生物相を善玉菌が優勢となる状況に変えることにより、生態系に悪影響を及ぼすことなく環境汚染を善循環的かつ蘇生的に改善するものです。海・湖沼・河川の生物多様性の再生、有機廃棄物リサイクル、簡易トイレや災害発生時の臭気衛生対策などでのEM活用が国内外で進んでいます。近年多発する自然災害においては衛生対策の柱としての活用の可能性もあります。
環境負荷を与えずに生物の多様性を守る真の意味で持続可能な共存共栄社会における企業活動や社会基盤の構築にチャレンジしています。

日本橋川浄化活動

日本橋川浄化活動

日本橋川は江戸時代初期に船による物流を発展させることを目的に人工的に掘削されて造られたもので、JR水道橋駅付近で神田川から分流して隅田川へそそぐ全長4.8Kmの一級河川です。
太平洋戦争終戦後までは泳ぐことができる清流でしたが、昭和30年代・1950年代の高度成長期に汚染が進み、水質の悪化と生態系の破壊、そして川から発生する悪臭が問題となっていました。
このような流れの中、日本橋川にかつての清流をよみがえらせようとスタートしたのがEMによる日本橋川の浄化活動です。
浄化活動は地元有志の名橋「日本橋」保存会、日本橋・神田川に清流をよみがえらせる会、そしてEMによるボランティア活動を推進するNPO地球環境共生ネットワークを中心に2005年からスタートしました。
スタートから15年が経過しましたが、この間、日本橋川と飯田橋付近の皇居の外堀に合わせて5,000トンのEM活性液と48万個のEMを練り込んだ土団子が投入されています。 浄化活動直後から川から発生していた悪臭が消え、今ではクルーズ船が運行される観光スポットの一つにもなっております。また、ここ日本橋川と合わせて、最終的に流れ込む東京湾の各所においても継続的に生態系の回復が確認され話題になっています。

地球トイレプロジェクト

地球トイレプロジェクト

一般的に過酷とされる仮設トイレの空間を、EM活用することにより悪臭・雑菌を抑制した快適な空間へ改善するプロジェクト。消臭剤などの化学物質も使用しないことから環境への負荷も発生しません。
2018年9月と2019年9月には岐阜県中津川市で開催された音楽イベント中津川 THE SOLAR BUDOKANにおいて来場者3万人に対する約90基の仮設トイレに対してEMを活用した消臭ならびに衛生対策を実施しました。多くの来場者から「Good(良い)」との評価を頂きました。主催者からは「日本一きれいなイベントのトイレでした」、ボランティアスタッフからは「掃除する側としても全く不快じゃなくて、トイレ掃除なのにすごく楽しかったです。」との声を頂きました。
また、EMは災害時に仮設トイレとあわせて衛生問題全般に活用することができ、東日本大震災や国内外で発生した自然災害での活用事例があります。地球トイレプロジェクトはその認知の向上と災害発生時の支援体制の構築への協力も目指しています。
そして、途上国のトイレをはじめとした衛生問題の解決支援も想定し、世界規模でのプロジェクトの広がりも目指しています。

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