EM活用事例
ニンニクと玉ねぎがイキイキ元気
アーグァ・フリーア・デ・ゴイアス, ブラジル![ニンニクと玉ねぎがイキイキ元気](/files/casestudy/main/694f504dbccb4168a2c3f90fd6680dc2.jpg)
農場概要
![](/files/casestudy/detail/3300c6de49787ba529fe7500eae24901.jpg)
ブラジルの首都ブラジリアの142km北、アーグァ・フリーア・デ・ゴイアス市にあるタナベグループ農場では、ニンニクと玉ねぎの栽培にEMを取り入れています。現地の平均気温は22.9℃で、土壌は石灰質です。除草剤、防カビ剤、殺虫剤などの農薬を長年使ってきた結果、雑草に農薬への耐性がついて、薬が効かなくなっていました。その耐性への対策にもなる、サステイナブルで環境や生物にも良い方法を探し、EMに出会いました。
乾燥農場1230ヘクタール、灌漑農場780ヘクタールの大規模農場で、1ヘクタールあたりの収量は、ニンニク18-20トン、玉ねぎ 100トン程度です。他に大豆やトウモロコシも栽培しています。
乾燥農場1230ヘクタール、灌漑農場780ヘクタールの大規模農場で、1ヘクタールあたりの収量は、ニンニク18-20トン、玉ねぎ 100トン程度です。他に大豆やトウモロコシも栽培しています。
抱えていた問題
![](/files/casestudy/detail/a2a1611a17cd7f09fc50226da215ad47.jpg)
- 紅色根腐病(ピンクルート)やフザリウム腐敗病など、玉ねぎの病気
-育ちすぎる雑草
-収量減につながる、除草剤や殺虫剤に対する耐性
-カルシウム分の多いアルカリ土壌
-農薬使用による土壌の劣化
-育ちすぎる雑草
-収量減につながる、除草剤や殺虫剤に対する耐性
-カルシウム分の多いアルカリ土壌
-農薬使用による土壌の劣化
EM活用
![センターピボット灌漑](/files/casestudy/detail/772fc16d8d16da6a7bc085c787e4e341.jpg)
タナベ農場では2014年からEMを活用しています。広大な農場に水を撒くため、スプリンクラーがぐるりと円を描いて動くセンターピボット灌漑とい方法を用いています。巨大スプリンクラーで灌水する度、EM活性液も一緒に撒かれています。また、植え付け前の土壌処理にもEM活性液が使われています。
効果と結果
![EM栽培のニンニクは健康で変色も見られない (左)](/files/casestudy/detail/f1d6629118ee4f9addec93d8d117ed66.jpg)
EM活用により、農薬の使用量と頻度が減少
a) 除草剤30%-40%削減
b) 殺虫剤10%-20%削減
コストも大幅に削減
- 除草剤と殺虫剤の効果が長持ちするようになり、収量があがった
- 酸性のEMを使用することにより、土壌のpHを調整できる
- 土壌が自然の微生物で豊かになり、病原菌の発生を防ぐ
- 作物が元気いっぱい
- ニンニクの収量アップ 14 トン/ha → 18-20 トン/ha
- 玉ねぎの収量アップ 40-50トン/ha → 100トン/ha
-紅色根腐病(ピンクルート)の根絶
a) 除草剤30%-40%削減
b) 殺虫剤10%-20%削減
コストも大幅に削減
- 除草剤と殺虫剤の効果が長持ちするようになり、収量があがった
- 酸性のEMを使用することにより、土壌のpHを調整できる
- 土壌が自然の微生物で豊かになり、病原菌の発生を防ぐ
- 作物が元気いっぱい
- ニンニクの収量アップ 14 トン/ha → 18-20 トン/ha
- 玉ねぎの収量アップ 40-50トン/ha → 100トン/ha
-紅色根腐病(ピンクルート)の根絶
![ピンクルートの全くない健康なニンニク](/files/casestudy/detail/48f58ed5017bc87cad0265cced8d540f.jpg)
![イキイキした玉ねぎに病原菌は見られない](/files/casestudy/detail/6551657d46fdeebc34ee470d9e3be52a.jpg)
![サイズが揃って均一に育つ玉ねぎ](/files/casestudy/detail/dcd8ab2217fab0b7774e8ec7be4829ce.jpg)
(Updated on January, 2018)