EM活用事例
ニュージーランド カンタベリー大学におけるEM活用
Christchurch, ニュージーランドカンタベリー大学はニュージーランドのクライストチャーチ市内にあり、1873年に創立されたニュージーランドで2番目に古い大学です。
カンタベリー大学では環境教育・活動に重点を置いており、サスティナビリティ委員会もその一つです。委員会は在校生や大学スタッフで構成されており、環境活動の啓蒙、実践やリーダーの育成を目的としています。
大学内で日々出されている食堂の生ごみ問題解決のために、委員会メンバーが生ゴミリサイクル計画を立て、Bokashi NZに相談に訪れました。
*Bokashi NZは、EMボカシや生ゴミバケツの販売を通じて、環境に貢献できる企業を目指してい家庭、学校、行政や企業など様々な分野でEM活動を行っています。
カンタベリー大学では環境教育・活動に重点を置いており、サスティナビリティ委員会もその一つです。委員会は在校生や大学スタッフで構成されており、環境活動の啓蒙、実践やリーダーの育成を目的としています。
大学内で日々出されている食堂の生ごみ問題解決のために、委員会メンバーが生ゴミリサイクル計画を立て、Bokashi NZに相談に訪れました。
*Bokashi NZは、EMボカシや生ゴミバケツの販売を通じて、環境に貢献できる企業を目指してい家庭、学校、行政や企業など様々な分野でEM活動を行っています。
カンタベリー大学での取り組み
それまで、食堂から出る生ゴミは他のゴミと一緒に埋め立てされていました。
生ごみを埋め立てるのではなく、なんとか再生資源として活用できないかという観点から、サスティナビリティー委員会が中心となり、食堂スタッフ、学生、BokashiNZの技術者を交えて話し合いが行われました。
会議ののち、生ごみの有効利用を進めるために、EM技術を用いて有機堆肥にし、学内の農場で再利用していくことに決定しました。
生ごみを埋め立てるのではなく、なんとか再生資源として活用できないかという観点から、サスティナビリティー委員会が中心となり、食堂スタッフ、学生、BokashiNZの技術者を交えて話し合いが行われました。
会議ののち、生ごみの有効利用を進めるために、EM技術を用いて有機堆肥にし、学内の農場で再利用していくことに決定しました。
EM処理の方法
実際の処理方法は、各学生寮に生ごみ処理ボックスを配置し、学生が直接プロジェクトに参加できる手法としております。
生ごみ処理ボックスは、140Litのプラスティックボックスに車輪を付けた学生手作りのものを利用し、底の部分には、排水コックを設け、浸出液も液体肥料として利用できるようにしています。
6ヶ月の間におよそ3,500Lの生ゴミがリサイクルされ、完成した堆肥は、コミュニティーガーデンで再利用され、良質な有機野菜が収穫されております。
生ごみ処理ボックスは、140Litのプラスティックボックスに車輪を付けた学生手作りのものを利用し、底の部分には、排水コックを設け、浸出液も液体肥料として利用できるようにしています。
6ヶ月の間におよそ3,500Lの生ゴミがリサイクルされ、完成した堆肥は、コミュニティーガーデンで再利用され、良質な有機野菜が収穫されております。
震災の影響とプロジェクトの再開
2010年にプロジェクトはスタートしましたが、クライストチャーチを襲った大地震により学生寮が閉鎖され、このプロジェクトは中断を余儀なくされました。
2012年4月17日より、再度このプロジェクトが再開されます。また、良質の生ゴミ堆肥がコミュニティーガーデンで活用され、おいしい有機野菜が収穫できる予定です。
また、このプロジェクトを学内の他の学生寮に導入することを目標としています。さらに、これらの活動をまとめた生ゴミリ活用マニュアルを作成し、興味のある他のグループにこの活動を広げて行きたいです。
2012年4月17日より、再度このプロジェクトが再開されます。また、良質の生ゴミ堆肥がコミュニティーガーデンで活用され、おいしい有機野菜が収穫できる予定です。
また、このプロジェクトを学内の他の学生寮に導入することを目標としています。さらに、これらの活動をまとめた生ゴミリ活用マニュアルを作成し、興味のある他のグループにこの活動を広げて行きたいです。