EM活用事例
悪臭が消え、動物たちもハッピーに
ウラジオストク, ロシア連邦施設概要
ロシア-ウラジオストクのNGO野生動物博物館 Sadgrod動物園は、地元の動物および地域外の外来動物も保護している科学的、文化的教育施設です。-動物園の概要-
規模:2ha
動物数:274頭
(およそ49種類、2018年時点)
※ロシアの絶滅危惧種リスト掲載の動物が10種、ロシア沿海州地域の絶滅危惧種リスト掲載の動物が5種保護されています。
EMの活用
2014年6月、動物園はEM製品「EM-Vita」を動物たちに使用することを決定しました。この試みに急遽チャレンジすることになった原因は、キツネの檻のしつこい悪臭にありました。この問題を改善するため、動物の飲み水に「EM-Vita」を日常的に加え、檻には散布しました。15日後、悪臭対策を行った檻にはさっそく効果が現れ、動物園は「EM-Vita」を定期的に使用することを決定しました。彼らは現在、殺菌剤の使用をやめ、希釈したEM活性液を二週に一度、檻の清掃に使っています。
暖かい季節には、動物園では週に三度、EM活性液を天井や仕切り壁、動物のいる場所の外壁・内壁に散布しています。(冬の間は暖かい部屋のみに散布)
EMはpH3.3未満であるため、作業を行った場所の表面のpHが4.5まで低下しました。ほとんどのウイルスがpH4.5未満で不活性になるので、EMは化学的な殺菌剤にかわり、安全で有効な代替品として使用できます。
また、動物や鳥類の飲み水にも「EM-Vita」を加えています。
EM活用の結果
EMを1年間使用した後、次の効果が見られました。1.動物および鳥類は消化・免疫力が改善し、 特にウサギに関して良好な結果が見られました。
2.春と秋、季節の変わり目に飼料の種類を水分が多いエサから、乾燥したもの(またはその逆)へ変える際に起こっていた、動物たちの消化不良問題がなくなりました。
3.不快な臭いが消えました。 これは動物園への訪問者やスタッフだけでなく、近隣に住む住民にも評価されました。
4.ハエ、トコジラミおよび他の害虫も著しく減少しました。
5.動物たちのストレス要因が減少しました。
6.医薬品、抗生物質、消毒剤の使用が減少しました。
7.動物の排泄物の臭いが軽減し、堆肥化処理が容易になりました。
※「EM-Vita」は、ロシアのみで販売されているEMの二次製品です。
詳細につきましては、ロシアのパートナーまでお問い合わせ下さい。
OOO “Primorskiy EM-Center”
Mordovtseva Str, 8D, Vladivostok 690091 Russia
電話番号: 8-800-333-65-95
Fax番号: +7-4232-205-864
eメール: em-center@em-dv.ru
webサイト: http://em-russia.ru/
(この記事は2018年4月の情報に基づくものです)