EM活用事例

EMで大輪のガーベラ

ラスパロマ・デ・オコア市, チリ
国名:
チリ
カテゴリー:
農業
タグ:
低コスト , 堆肥
EMで大輪のガーベラ

ビジネス概要

16年以上の間ガーベラ栽培を手がけてきた「スーペル フロール社」は、チリの首都サンチャゴから北に110km離れたラスパロマ・デ・オコア市内にあります。(2017年現在)

現在、スーペル フロール社は州で一番のガーベラ栽培会社です。
ガーベラに付くカビを抑制する資材として、1年間試験的に利用するためにEMが導入されました。

 

EM施用方法

EM利用でカビの抑制効果が認められるか見極めるため、1年間の試験をスタートしました。
EM活性液を使用し、栽培土壌と花蕾及び植物全体に施用しました。
 

花の植え付けの1ヶ月前に、土壌には山羊糞堆肥や葉の残渣など大量の有機物を施し、EMを撒きました。また、植え付けの前に花蕾をEM活性液の中につけ込んでおき、植物全体にもEM活性液をスプレーします。

EMの効果

  • ● EM使用エリアの花は株枯れ率が下がった。
  • ●葉や茎が青々とし、花の色が濃厚で美しくなった。
  • ●短い期間で太い茎が育ち大きな花を咲かせた。(写真1、写真2)
  • ●高品質で手頃な価格の花の販売を実現させた。
  • ●ガーベラの生産率が45%向上した。
  • ●殺菌剤、消毒剤にかかっていた費用を減らす事でコストの75%削減を達成。
  • ●現行の点滴灌水システムをそのまま利用できるため、EMを導入しやすい。
  • ●土壌の状態が非常に良くなった。微生物バランスを善玉菌優勢に整えるトリコデルマ菌が増殖し、フザリウム菌の減少が認められた。
(写真1)
EM未施用対象区
(写真1)
EM未施用対象区
(写真2)
EM施用区
(写真2)
EM施用区
(写真3)スーペル フロール社のオーナーとチリの販売代理店ビオ プント社職員
(写真3)スーペル フロール社のオーナーとチリの販売代理店ビオ プント社職員
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