EM研究機構に寄せられるよくあるご質問をご紹介します。
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- 水産・養殖へのEMの水質管理や病気対策など基本的な考え方・使い方を教えてください。
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EMを水産・養殖に活用することの基本的な考え方は、EMの施用により、水質汚染源である飼料の余剰物とそれらの堆積汚泥の分解を促進して水質を改善し、養殖生物の健全な生育のための環境整備をすることにあります。水質や水中微生物叢が改善されることから、養殖生物の体内外のストレスが軽減され、健全な生育が促進された結果、病気発生率の減少、収量・品質の向上、管理コスト減少、排水の環境浄化につながります。
施用方法としては、水中や堆積汚泥へEM活性液の投入、EMセラミックスの水中やろ過循環器との併用、養殖魚の飼料へEMボカシを添加等があります。
屋外での池干しの過程の場合は、EM活性液やEMボカシの施用により、底質の土壌改良を通して水質の微生物管理を行います。
*対象現場の具体的な施用方法については、EM研究機構までお問合せください。
・EM研究機構本社
〒901-2311 沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場1478
TEL:098-935-0202/FAX:098-935-0205
https://www.emro.co.jp/
e-mail:info@emro.co.jp
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- 悪臭の出る施設(ゴミ処理場や有機資源堆肥化工場、畜舎など)におけるEMの基本的な考え方・使い方を教えてください。
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ゴミ処理場や有機資源堆肥化工場へのEM活用の基本的な考え方は、EMの施用により、腐敗菌優占の環境から有用菌優占の環境に微生物叢を改善することにあります。
その結果、・施設内外環境改善(悪臭・衛生害虫減少)・堆肥の悪臭抑制、品質向上、ダイオキシンなど有害物質の発生源対策などの効果が期待できます。
施用方法としては、悪臭対策には、EM活性液の散布、有機物堆肥化においては、EM活性液およびEMボカシの添加を基本とします。
*対象現場の具体的な施用方法や事例情報については、EM研究機構までお問合せください。
・EM研究機構本社
〒901-2311 沖縄県中頭郡北中城村字喜舎場1478
TEL:098-935-0202/FAX:098-935-0205
https://www.emro.co.jp/
e-mail:info@emro.co.jp
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- EM・1を何度も培養することができますか?
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原則的に一度だけEM・1を培養し、EM活性液をお作りいただけます。EM活性液の培養においては、EMを構成する微生物の分裂速度は各々異なっています。そのため継代培養を繰り返すと、それぞれの微生物のバランスが崩れ、EMの特性である微生物の複合的効果が発揮できなくなり、EMとしての基本的性質が異なったものになるためおすすめしておりません。
ただし、大量の活性液が必要な場合において、2回目の培養を行う場合は、①EM活性液が高品質である、②EMと糖蜜の添加量を多めにする、③自動培養装置(百倍利器)などの使用、④適切な技術指導を受けることができる、などの条件の考慮が必要となります。
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- EMの増やし方、使い方について教えてください。
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EM BOOK 1、 EM BOOK 2をご参照ください。
■EM BOOK 1
https://www.emro.co.jp/docs/download/embook1.pdf
■EM BOOK 2
https://www.emro.co.jp/docs/download/embook2.pdf