今回は、YouTubeで公開の「自分を賢くする4つのポイント」~比嘉教授の哲学」をご紹介します。この動画では、「自己責任」「社会貢献認識」といった個人の生き方の指針から、「安全かつ快適」「善循環的持続可能」といった技術や社会全体のあり方まで、幅広く言及されています。ぜひご覧ください。
「自分の責任で問題を解決しようという確固たる覚悟が必要なんです」
比嘉教授は、人生におけるあらゆる出来事を自己の責任として捉える姿勢の重要性を強調しています。不幸な状況に直面しても、それを他人のせいにするのではなく、自分を鍛えるための準備として受け入れる。この自己責任の意識こそが、どんな困難も乗り越える力を育み、人としての真の成長につながると説いています。
「自己責任というのと、社会貢献認識というのが人生の一番根幹に据わっておれば、行動規範がある程度できてくるわけです」
他人に迷惑をかけないという基本から一歩進み、社会に貢献しよう、自分の存在が社会にとってプラスになっている認識を持つことの大切さを語っています。"自己責任"と"社会貢献認識"の2つが人生の2つの柱が人生の根幹に据われば、自然と行動規範が形成される。どんな困難な状況も、その人を鍛える力に変えることができると述べています。
「安全で快適であれば、これは真理です」
自分の行動、また技術開発や研究において、安全性と快適性の両方を満たすことの重要性を説明しています。原子力技術を例に挙げ、害を生み出すものは真の技術とは言えないと指摘。安全と快適、その両方が揃い、自然の真理に従った技術開発こそが、人類にとって本当に価値のあるものになると述べています。
「要らなくなったものが次のものの力になり、スパイラルに持続可能でハイレベルになっていく」
単なる持続可能性を超えた「善循環的持続可能」の概念を提唱しています。
ローコストでハイクオリティを実現し、廃棄物が次の資源となる循環システム。このサイクルが環境改善や人の健康に寄与しながら、発展していく仕組みこそが理想的だと説明。この考え方は、技術開発における新たな価値観を示しています。
比嘉教授は最後に、「人間は自分で自分を賢くできるという、すごい最高の生き物」であり、「自分自身がちゃんと自分を賢くできるという自覚を持つこと」が最も重要だと結んでいます。
比嘉教授ご本人が語る動画は、以下よりご覧ください。
あらゆることは、自分の周りに起こることも全てが自分の責任で対処する、人のせいではない。たしかに不幸な状況にあって、そういうことがあるかもしらない。ですけど、これは自己が置かれた、あるいは自分、その人を鍛えるための準備かもしれない。
で、そういうものに対しては、人のせいにしないで、自分の努力で、いろんな学ぶ、学びながらそれを解決しようというね。この、自己責任。自分の責任で問題を解決しようっていう確固たる、その覚悟が必要なんですね。
他人に迷惑をかけないから始まって、さらに積極的に社会に自分の存在がプラスになっている、(これを)社会貢献認識という。
自己責任というのと、社会貢献認識というのが人生の一番根幹に据わっておれば、これ行動規範がある程度できてくるわけですね。人のせいにしないんですから。人のせいにしなかったら必ず自分自身で、どんな困難でもその人を鍛えますから。
本文は以下リンクよりご覧ください。
2025年7月23日 更新