EM研究機構に寄せられるよくあるご質問をご紹介します。
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- EMセラミックス製品の詳細や販売先などの問合せ先を教えてください。
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以下までお問合せください。
株式会社 EM生活
〒465-0053 愛知県名古屋市名東区極楽5丁目148番地
TEL:052-709-7600 FAX:052-709-7610
URL :https://www.em-seikatsu.co.jp/
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- EMセラミックスは、800度から1000度の高温で焼成されていると聞きましたが、EMは微生物なので死なないのですか?
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EMやEM・X GOLDを材料に混入させて800℃以上で焼成したセラミックスから、EMにも含まれる光合成細菌が再び現れることが研究から明らかになっております。セラミックス中の微生物の状態やそのメカニズムについては現在研究中です。
EMセラミックスパウダーは、EMボカシの代用または補助資材として生ゴミ処理にも利用されており、乳酸菌や酵母が出現して生ゴミがよく発酵します。また、農業においてもEMと有機物にあわせてEMセラミックスパウダーを併用することにより、EMの効果がより強化・安定化したという現場の報告を多数受けております。
このように、EMセラミックスには、EMセラミックスから出現する有用菌、あるいは環境中にいる有用菌の活動を促し、EMの定着を促進することにより、土壌微生物相や水質改善など多様な効果が期待できます。
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- EMセラミックスの特長と使い方を教えてください。
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EMセラミックスは、EM・1とEM・X GOLDを混ぜて熟成させた粘土を、800~1200℃で焼成したものです。したがって、EMと同様、いろいろな環境や生物との相性がよく、水の活性化や食品保存、生ゴミの発酵、農業におけるEM効果の促進、土壌改良、衣類やプラスチックなどの機能性強化、建築への応用など、幅広い分野で活用が進んでいます。
一般的な使用方法として、お風呂や飲用に使う水の活性化、生ゴミ処理、土壌改良、土地改良などがあります。
<使い方例>
・飲用→ 飲料水用ポットやペットボトルに投入
・農業→ 10aあたり5kg程度を散布。EM活性液に1/10,000、EMボカシに0.1~1%加えて作成。
・株式会社EM生活
〒465-0053 愛知県名古屋市名東区極楽5丁目148番地
TEL:052-709-7600 FAX:052-709-7610
URL :https://www.em-seikatsu.co.jp/
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- EMセラミックスの効果を教えてください。
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農業においては、土壌が柔らかくなる、病害虫抑制、成長促進などの効果、環境分野においては、飲水の塩素除去、水槽などの水質安定の効果、建築分野への利用としてはコンクリート強度向上、各揮発性の化学物質の減少効果、その他としましては廃油石鹸のにおいを減らす、生ゴミ堆肥作成の発酵促進などの効果が期待できます。
EMセラミックスは基本的にはEMの効果を向上させる補助剤としてお使いいただけます。
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- EMボカシを保存する前に乾燥させる場合は、直射日光にあてた方がよいですか?日光にあてることによって微生物が死滅したり効果が低下しませんか?
- 発酵が終わった段階で天日干しを行うことにより、水分を蒸発させ、保存期間中の腐敗やウジなどの害虫発生を防止することができます。また、乾燥天日干しではEMの効果に影響を与えるような高温や水分減少ではないので問題はございません。
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- EMボカシを作製するときの温度条件を教えてください。
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EMボカシを作製する時は、EM活性液を培養するときと同様に温度管理によってEMが働きやすい条件をつくることが重要なポイントです。具体的には、培養初期に25℃~38℃くらいの温度条件が保てれば、発酵期間の短縮と品質の向上が期待できます。
逆に発酵期間中、特に作製後初期立ち上げ期の温度が確保されない場合、積算温度が後で追いついたとしても発酵が促進されず品質が低下します。冬など低温期にEMボカシを作製する場合は、ビニルハウス内での作製や加温できる部屋や器具の使用により温度管理を行なうことが必要です。
このような低温期の温度管理対策が困難な場合は、春から夏の高温期に年間使用量分をあらかじめ作製するなどの計画が必要となります。
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- 早く良い土にする簡単な方法はありますか。
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EMボカシⅡ型を1坪あたり 600g から 1000g 使い畝立てして、EM活性液(100倍希釈)をたっぷりとかけてください。2週間ほどで植え付けが可能になります。
また、土に直接米ぬかなどの有機物をまいて、その上にEM活性液をかけるとより簡単に土づくりができます。
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- 水耕栽培でEMを使うにはどのようにすればいいでしょうか。
- 水溶液に週1回、1/5000 から 1/10000 の濃度のEM活性液を添加してください。さらに同じ活性液にスーパーセラCを1/1000 加えた液を葉面散布する方法もあります。
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- EMを農業で使う方法を教えてください。
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EM活性液を水やりの際に500倍から1000倍に薄めて散布してください。またEMボカシを使用する方法もございます。
その他詳細については、下記をご参考ください。
PDFダウンロード
https://www.emro.co.jp/download/
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- EMを農業で使う時、濃い濃度で使用してもよいですか?
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種や作物がない場合は、濃い濃度でも問題はありません。播種後、作物が生育している場合は、500~1000倍希釈の濃度で施用してください。葉面散布でも、500~1000倍希釈の濃度で施用してください。
土壌施用、作物への施用とも播種後、育苗、成長初期は、低い濃度で使用してください。濃度が薄くても潅水のたびに使用するなど何度も施用するほうが効果的です。
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- EMを散水する間隔とタイミングはどのようにすればよいですか。?
- 水やりの度にEMを500倍〜1000倍に希釈して散布します。水やりが必要な場合は、毎日EMを散布しても問題ありません。
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- EMは塩素、農薬などの薬剤と併用して使用することができますか?
- EMは微生物なので薬剤による殺菌作用の影響を受け、その活性や効果が低下しますので、なるべく併用は避けてください。併用の場合は、薬剤の施用量を減らしたり、EMとの施用時期をなるべくずらしてください。EMの効果が発現するとともに薬剤の施用を減らすことができます。
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- 農業へのEMの基本的な考え方・使い方や病害虫対策について教えてください。
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EMを農業に活用することの基本的な考え方は、土壌の微生物を根底とする生物性の改善及び物理性・化学性を改善し、植物(作物)が健康に生育できる環境をつくることにあります。
EMボカシもEMの密度を高めることを目的としており、副次的に肥料的な効果もある程度期待できます。
EM青草発酵液肥、EMストチュウも施用前にEMの密度を高めることが第一の目的であり、副次的効果として病害虫の忌避効果がございます。
施用方法としては、EMボカシ・EM堆肥・EMセラミックスパウダーなどの固形資材およびEM発酵液体資材(EM活性液、EM青草発酵液肥、EMストチュウ、EM米のとぎ汁発酵液肥)の土壌への施用による土壌微生物相の改善を基本として、並行してEM活性液などのEM発酵液体資材の葉面散布など作物体への施用も行い、健全な作物の生育環境を形成させます。つまり、土壌と作物体表面の双方の微生物相を改善していくことがEMの施用の基本です。
その結果、収量・品質の向上・資材コストの減少・生産者の健康保全・農地周辺の環境回復が期待できます。
個々の作物・病害虫への詳細な病害虫対策あるいは事例などについては、以下の団体・企業にお問合せくださるようお願い申し上げます。
・・公益財団法人 自然農法国際研究開発センター
〒413-0006 静岡県熱海市桃山町16-3 桃山ビル1F
TEL:0557-85-2001 FAX:050-3730-5908
e-mail:webmaster@infrc.or.jp
URL :https://www.infrc.or.jp
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- EM栽培に関する資料はありますか?
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①「EM・1使用説明書 栽培用」 発行:株式会社 EM研究所
https://emlabo.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/11/20221125_saibai_all.pdf
EM・1は、EMを構成する酵母・乳酸菌・光合成細菌等を含んでいるEM活用の基礎となる商品でございます。
こちらの資料にはEM・1の農業への活用方法(土づくり、EM資材の作成方法、水田・畑などへの使用)が載っております。
②「EMでいきいき家庭菜園」(サンマーク出版) \1980円(税込)
こちらの書籍には、果菜類、葉菜類、根菜類、豆類など40品目の栽培方法がイラスト付きで詳細に解説しております。
一般書店やAmazonでもご購入いただけます。
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- EMストチュウは、病害虫に即効的な効果がありますか?
- EMストチュウは、作物表面の微生物相を改善したり、クチクラ層を丈夫にすることにより病原菌に対する免疫性を高めたり、害虫への忌避効果を目的として予防的に施用するものです。したがって病害虫が発生した際に殺虫を目的とする農薬のような資材ではございません。
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- 畑に使用するEMボカシの量はどのくらい必要ですか?
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1㎡の土に対して、200~500gのEMボカシⅡ型を施用して、土作りを行ってください。
※栽培する作物や、EMボカシⅡ型以外の肥料(堆肥や化成肥料)の状況によって増減してください。追肥の場合は生育状況を見ながら調整してください。
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- EMボカシの作り方と使い方を教えてください。
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EM BOOK 2 PDFダウンロード
https://www.emro.co.jp/docs/download/embook2.pdf
または、旧EM婦レイヤー No.2
https://www.emro.co.jp/docs/download/flier2.pdf
をご覧ください。
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- EM・1を何度も培養することができますか?
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原則的に一度だけEM・1を培養し、EM活性液をお作りいただけます。EM活性液の培養においては、EMを構成する微生物の分裂速度は各々異なっています。そのため継代培養を繰り返すと、それぞれの微生物のバランスが崩れ、EMの特性である微生物の複合的効果が発揮できなくなり、EMとしての基本的性質が異なったものになるためおすすめしておりません。
ただし、大量の活性液が必要な場合において、2回目の培養を行う場合は、①EM活性液が高品質である、②EMと糖蜜の添加量を多めにする、③自動培養装置(百倍利器)などの使用、④適切な技術指導を受けることができる、などの条件の考慮が必要となります。
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- EMの増やし方、使い方について教えてください。
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EM BOOK 1、 EM BOOK 2をご参照ください。
■EM BOOK 1
https://www.emro.co.jp/docs/download/embook1.pdf
■EM BOOK 2
https://www.emro.co.jp/docs/download/embook2.pdf