今回は2009年の金融危機の最中に書かれた、DND連載第2回「自然に即した生き方の重要性」を紹介します。この提言は、現代社会が直面する健康、環境、食の安全性といった課題に対して、本質的な解決の方向性を示しています。
【数値化社会の破綻と「自然に即した生き方」】
比嘉教授は当時の金融危機を、「何もかも数値化(デジタル化)し理論的に市場や社会を運営できるというゲーム的発想」の破綻として分析。一方で、日本社会が比較的安定を保っていた背景には、「失われた10年」を通じて培われた「自然に即した生き方」があったと指摘します。
「生命を軸とする自然は全体が大きな生態系をなしており、あらゆる場面に「原因と結果及び調和の法則」がはたらいています。その上に人間の創造的思考が加わると次元は多層化しデジタル化できる部分は限られており、デジタル化してもすぐに不要化してしまいます。」
「「失われた10年」で自然に即した生き方を見本に額に汗して働くことが、日々の仏行(人間性を高める修業)であり、人様に迷惑をかけない、人に親切にするというお世話心が他の国々よりも健全であったという証が随所に現れています」
【健康と食、EM技術の可能性】
比嘉教授は「幸福度の高い社会」の条件として自己責任を原則に「病気にならないこと」の重要性を挙げ、生活習慣と食が鍵であると述べています。
「いずれも食べ物や空気や水等々を含めた生活の基本と環境と環境に直結したものですが日常的な生活に支障を生じないレベルの健康を考えると、人間は「食べたようにしかならず」「生きてきたようにしかならない」ということになります。現代はこの点に関する認識が甘く、病気になったのは無理したからであり不運であり、病気は医者が治すものという風潮がはびこっています。」
「健康問題を考えると食の安全性は当然のことであり究極は食の機能性にあります。」
EMを水や空気のように日常生活の中で活用することで、生活環境の改善、食の安全性向上、そして健康増進が可能になると提言しています。
この提言の詳細と、EMを活用した具体的な実践方法について、ぜひ下記リンク先のコラムをご覧ください。
本文は以下リンクよりご覧ください。
2025年2月4日 更新