EM CASE STUDY - 事例集

国産オーガニックドライバナナの開発 ーEM技術で可能になった持続可能な国産バナナ栽培ー

EM技術で農薬・化学肥料不使用の国産バナナを栽培し、高品質な「オーガニックドライバナナ」を製造しています。土づくりから加工まで一貫したこだわりにより、「天然のキャラメル」のような自然な甘みを実現した高付加価値商品として好評を得ています。

概要

株式会社EM研究機構の直営農場であるサンシャインファームでは、EM技術を活用した希少なオーガニック国産バナナを栽培しています。
このこだわりのバナナを原料に添加物を一切使用しない高品質な「オーガニックドライバナナ」を製造。
 
土づくりから加工まで一貫してこだわり抜いた結果、自然な甘みと栄養を凝縮した味わいは「天然のキャラメル」とも評価されています。
 
一般的なドライバナナとは一線を画した最高品質の商品として多くのお客様に愛されています。

課題

日本は世界有数のバナナ消費国でありながら、自給率はわずか0.1%未満と非常に低く、ほとんどを輸入に頼っています。
その背景には、安価で安定供給される輸入バナナの存在に加え、土壌・気象条件等、安定的な栽培を困難にする複数の課題がありました。

 
【栽培における課題】
・化学肥料や農薬に頼らない持続可能な栽培システムの確立
・台風が頻発する沖縄の気象条件に合った品種の選定

 
【ドライバナナ製造における課題】
・ドライバナナにすると甘みだけでなく雑味も一緒に濃縮されてしまう。
無添加での加工における、酸化による変色や硬化といった品質劣化

EMの活用

EM技術を活用することで、バナナ栽培における様々な課題を解決しました。

【植え付け時の処理】
・周囲をEM処理した炭で囲み、農場全体を微生物が働きやすい環境に整備。
・苗の根張りを促し、健全な株を育てるために、植え付け時の穴にボカシや枯葉、バナナの残渣、炭を混ぜ込み、EM海水活性液を散布。

【栽培中の管理】
・EM海水活性液(塩3%)を100倍に希釈しバナナ畑全体と葉面に定期的に散布。
・植物残渣を発酵させた堆肥や鶏糞、自家製のボカシを製造、バナナの生育状況に合わせて投入。

効果と結果

【持続可能なバナナ栽培の実現】

収穫・加工過程で発生するバナナの幹、葉、皮などの残渣は、EMにより良質な堆肥へと変換し、畑に還元。その結果土壌の有機物循環が促進され、微生物が豊かな「森のような土」の土壌を作り出すことができました。
さらに、沖縄の気候に適した品種を厳選することで、病害虫や台風などに強い健全な株の育成を実現しました。
これらの取り組みにより、農薬や化学肥料に依存しない持続可能な栽培が可能となっています。

【品質の向上】
有機物や微生物が豊かな土壌で育ち、樹上で十分に熟してから収穫されたバナナは甘みや香りが格段に豊かで栄養価も高くなりました。
※(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年と、2021年3月に一般財団法人沖縄県環境科学センターが実施した栄養分析の比較の結果、低脂質で炭水化物約38%増、たんぱく質約36%増)
 
この完熟バナナを独自の低温乾燥技術でじっくりと乾燥させることで、自然の甘みと栄養を凝縮。
ドライバナナにありがちなえぐみや雑味がない、”本当に美味しいバナナ”でしか作れない味わいを実現しました。
 
【高付加価値製品の開発】

EM技術による土づくりから加工まで一貫してこだわり抜き、私たちは「H&LOOP」ブランドの国産オーガニックドライバナナを開発しました。

「人を、地球を、ちょっと豊かに。」というブランドスローガンを体現する本商品は、有機認証を取得した畑と、有機加工認証を持つ設備で製造される安心・安全な特別な一品です。

 

 

有機ドライバナナ 50g
EM生活

🛒 購入する

有機ドライバナナ 50g

 

2025年9月11日 更新

OTHER CASE STUDIES その他の事例 - 世界各地で活躍するEM