カリン・ツヴェルマンさんは、認定EMコンサルタントとして15年以上にわたりEMを活用しています。彼女の2000平方メートルの庭全体でEMが活用されており、EM技術に関するコンサルティングやプロジェクトの運営、イベントの開催なども行っています。
ドイツのカリン・ツヴェルマンさんは15年以上にわたりEMを活用し続けています。2006年にはドイツのEM製造会社であるEMIKO社認定のEMコンサルタントの資格を取得しました。自宅の広さ2000平方メートルの庭を、EMと自身の情熱を注ぎながら手入れし、大切に育てています。また、EMIKO社が開催するイベントや自宅で講演を行うほか、EMに関する相談対応やプロジェクトへのアドバイス、イベントの開催など、幅広く活動しています。
2015年には、EMのガイドブック『EM -有用微生物群の庭づくり-』を出版しました。
EMとの出会いは、2006年6月。夫であり、当時ドイツ園芸協会の会長を務めていたカール・ツヴェルマンさんとともに、EMIKO社のワークショップに参加したのがきっかけでした。そこでの学びをきっかけに、自宅の庭でEMを試してみたところ、期待以上の効果が現れ、庭のあらゆる場所でその力を実感することができました。同年中にEMコンサルタントの認定を受け、2012年には資格の更新研修も受講しています。
カリン・ツヴェルマンさん
カリン・ツヴェアマンさんは、オープンガーデンイベントに訪れた来場者に、庭の池におけるEMの活用方法を説明しています
彼女の庭に一歩足を踏み入れると、数えきれないほどの種類のバラやボタン、クレマチス、野菜が目に入ります。どの植物も元気にすくすくと育っており、生垣も害虫の被害をほとんど受けることなく、立派に茂っています。
特別な計量ポンプにより、EM、EMスーパーセラCパウダー、水が適切に混合されます
EMで育てた強くて健康なレタス
ツゲの生け垣
EMの活用方法は以下の通りです:
・植物にはEMを希釈して水やりに使用
・主に自家製ボカシ肥料を施肥として使用
・さらに、長年自作してきたEM堆肥も加えて活用
庭にはシャクヤクとクレマチスが咲いています
カリンさんは故郷の町でもカールさんと共にEM技術を広めました。故郷のウジンゲンでは、12年以上にわたり、すべての木々、花壇、鉢植えにEMが使われており、地元の人々にもよく知られています。ウージンゲンは、ドイツで唯一EM技術を取り入れている町です。
樹齢300年のイチイの木や歴史ある生け垣も、EMによって再生することができました。これらの木々には、毎年EMと有機肥料を使って根元に施肥を行います。さらに、EMで水やりをした新しく植えた木々は、通常よりも目に見えて成長が早く、しっかりと根づき、健やかに育っています。また、ウージンゲン郊外のヴェルンボルンという地区には、公共のバラ園が設立されました。このバラ園は、村の風景を彩る、美しいシンボルになっています。
満開のヴェストツァイト(バラの品種の一つ)
公共のバラ園
バラの茎は通常の3倍の強さがあります
道沿いに咲き誇るバラ
カリンさんは、微生物という小さな仲間たちとともに、いきいきと毎日を過ごしています。彼女はこれまでの経験をもとに、EMがどのように働くのか、どう使えばよいのか、そして微生物たちが力を発揮するためにどんな環境が必要なのかを、わかりやすく伝えています。EMとともに歩んできた日々には、語りきれないほどたくさんの物語があり、その一つひとつがEMに対する情熱を物語っています。
EMの素晴らしさを多くの人に伝えてくれたカリンさんとカール・ツヴェルマンさんに、心から感謝いたします。
2022年9月2日 更新