ドバイにあるジュメイラ島では高級住宅が立ち並び、周辺の人口湖では藻や悪臭、虫が発生していましたが、EM活性液やEM団子の投入により、これらの問題や水質が著しく改善されました。
ジュメイラ島はドバイ(アラブ首長国連邦)にある、大規模な人口の島です。
50の小さな人工島からなり(その内46の島が居住エリア)、レストラン、スーパーマーケット、クラブ、ジム、美容サロン、薬局、レジャー施設などが建ち並び、住宅のある島にはそれぞれ16棟の別荘が、海水で満たされた人工湖に浮かんでいます。
アラブ首長国連邦のEM製造販売会社、Effective Microorganisms for Agriculture L.L.C.は、湖の一つ(番号:P1-B)で水処理試験を行いました。湖の水量は103,638 m3、面積は43,000m2です。
この試験は、EMが湖に発生する藻や悪臭に対してどのように作用するか様子を見るため行われました。
2021年2月7日から6月15日の約4か月間で120tのEM活性液と20,000個のEM団子が投入されました。
この非常に大きな湖には滝が5つあり、水は常に滝の方へと流れています。
【試験前】2021年2月
1.湖の表面や隣接するテニスコート全域が藻で覆われていて、水中には黄色い藻が薄い層になって漂っていた。
2.湖の水辺(特に滝周辺)で悪臭が発生。
3.湖のいくつかの地点でハエや蚊、幼虫の発生。
4.湖底で濁りがひどく、透明度が低い。
5.魚の生育に適さない環境
【試験後】2021年6月30日
1.湖の岩や小石、土を覆っていた黄色い藻の著しい減少。
2.滝周辺や水辺で悪臭がなくなった。
3.湖周辺で発生した蚊や幼虫の数が激減。
4.湖の一部で透明度が1mから3mに改善され、水が透き通るように綺麗になった。
5.魚が戻ってきた。
分析結果から、この4か月で著しく改善された項目を紹介いたします。
※CFUはColony forming unit(コロニー形成単位)の略で、生菌数(生きている菌の数)を表す単位です。
※使用した微生物学的分析方法では、CFU<1.8は不検出と同等である。
大腸菌群と病原性大腸菌が存在しないということは、水中に糞便汚染がないことを示しています。
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2021年7月19日 更新