EM CASE STUDY - 事例集

環境に優しい廃水処理

パラグアイの鶏肉生産会社がEMを活用した廃水処理を導入。環境に優しい廃水処理とコスト削減を同時に実現しています。

事業概要

ポルパル社(POLLPAR S.A.)は、「Kzeroチキン」というブランド名で鶏肉を販売するパラグアイの有名な食肉鶏生産企業です。

同社は国内販売のみならず15カ国以上への輸出も行っており、1日当たり8万羽以上の鶏を生産しています。 

約1,200名の従業員が、養鶏場、食用鶏肉処理場、飼料工場など様々な部署で働いています。販売店は国内全域に展開されており、首都アスンシオンには「La Cocina de KZero」(KZeroキッチン)も設置されています。

ポルパル社のチキンブランドは、ISO 9001およびHACCP品質基準の認証を取得しています。 同社の使命は、環境への配慮を行いながら高品質な製品を提供することです。 そのための取り組みとして、廃水処理においてEM技術を採用しました。

課題

  1. 均等化槽および反応槽における臭気の発生
  2. 最終処理水の有機物除去不足
  3. 汚泥の過剰発生

EMの活用

  1. 均等化槽と反応槽での悪臭発生を抑制
    • 反応槽:パラグアイのEMROパートナー企業であるテクノエンパル社(Tecnoempar S.A.)が提供する散布システムにより、10%に希釈したEM活性液を散布
    • 一次均等化槽:EM活性液(原液)を均等化槽に直接散布
  2. 最終処理水の有機物負荷をより多く除去
    • 段階的処理
    第1段階 – 3か月間のショック処理。反応槽内細菌の大量死滅により必要な水質基準を上回っていたCOD(化学的酸素要求量、水質指標の一つ)を低減するため、EM活性液(300L/48時間)を投入
    第2段階 – 2か月間の安定化処理。有機物の安定的な分解のため、EM活性液(200L/48時間)を投入
    第3段階:維持管理のため、EM活性液(100L/48時間)を投入
  3. 汚泥の発生を抑制
    •水処理プロセスの初期段階から二次均等化槽にEM活性液を投入。これにより、システム内での汚泥発生量をEM適用前の30~40%まで削減することができました。

好気性生物反応槽および沈殿装置

好気性生物反応槽への活用

好気性生物反応槽への活用

効果と結果

処理プロセスの初期段階および均等化槽での前処理や好気性生物反応槽にも適用することで、有機物負荷の減少が確認されました。

また、汚泥の量が大幅に削減されたことも確認されており、30~40%の削減が見られました。これにより、廃棄物最終処理コストも削減されました。

最も重要な事は、最終処理水の水質が大幅に改善されたことです。CODは約200から20-30まで低下しました。

2021年3月19日 更新

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