スイスでは、犬や猫の健康を考えた最適な配合で、EMボカシペットフードが製造されています。
スイスにあるペットサノ社(PetSano GmbH)は、弊社のパートナーであるEMスイス(EM Schweiz AG)と共同でEMボカシを生産する会社です。
年間約100トンのEMボカシと、ペット用のボカシペットフードを約20トン生産しています。
EMスイスは、獣医師などの専門家と協力し、犬と猫に最適な栄養フードを開発しました。
ペットサノ社は、バイオ炭配合のサプリメント「カーボンフッター(Carbon Futter)」と、犬と猫用のペレット状ペットフードを製造しています。
ペットサノ社の担当者は、精神的または身体的に障害のある若者に就労能力と癒しのセラピーを提供する家族経営の企業「アルパカアクティブ(alpakaaktiv)」のオーナーでもあります。
アルパカアクティブは、セラピーや農業研修に活用するアルパカの牧場を運営しており、農業分野の研修も行っています。
研修プログラムの一環として、参加者はEMボカシの作り方を学び、ペットサノ社の工場で作業を行います。
アルパカアクティブのアルパカにもEM飼料が与えられています。
カーボンフッターは、EM・1をベースに、小麦ふすま・木炭・糖蜜・ハーブ・亜麻仁・ミネラル・大麦フレーク・小麦フレーク・コーンフレークを混合して製造されています。
まず、乾燥した原料を混合機に投入し、EM・1と糖蜜を混ぜた溶液を滴下しながら攪拌します。
完成した製品は包装され、35℃に保たれた専用の発酵室で4週間保管され、発酵工程を完了させます。
犬や猫のための特別なペットフードは、 大麦・小麦・オート麦・トウモロコシ・キビなどの穀類フレークに、ビート・ポテトフレーク・菜種油・ミネラル・EM発酵させた乾燥チキンを混ぜ合わせて製造されます。
混合機で混ぜられ、ペレット状に成形された後、専用の乾燥室で乾燥処理されます。
混合機で処理後のEMボカシ
原料用穀物フレーク
カーボンフッター(販売用完成品)
原料を加熱し、ペレット状に成型する
ペレットを混合機に投入
出荷準備完了のペットフード
ペットサノ社メンバーとEMスイス社パートナー
2020年6月1日 更新