汚染された川も、EMのチカラでまた魚が住める環境に回復しました。
長さ5km、平均川幅 10m、平均水深 0.9m、水量 約36,000㎥のサパト川塩水(塩分 0.5%~30%)が流れる区域と淡水(塩分 0.5%以下)区域があります。
市政府や地元州の衛生サービス会社、AMBIEM(ブラジルのEM製造販売パートナー)などが共同プロジェクトを立ち上げ、サパト川は12か月のあいだEMを用いて浄化されました。
プロジェクトが開始されたのは2018年8月1日。川の三地点から水のサンプルを採取しました。毎月、川の水のサンプルを採り、分析を行いました。水中の大腸菌数、理化学検査、BOD5*1、リン、アンモニア、DO*2などの数値を測定しました。
*1汚染を評価するための最も一般的な水質指標
*2溶存酸素。水中に溶解している酸素。水中のDOが欠乏すると、魚類等水中生物は窒息死する。
サンプル採取点
こちらから、EMによって変化する川の様子をご覧ください
EM活性液を投入するスタッフ
また、EM活性液だけでなく、EM団子も3,000個投入されました。EM団子の作成には、地元の学校が協力しました。2018年9月12日と10月11日、the Vilas do Atlântico Ecological公園にて、EM団子づくりイベントが開催され、参加者たちはEM団子の作り方講座も受講しました。
EM団子を作る学生たち
講座の参加者
プロジェクト開始時、サンプル1(緑)の水質が一番よく、サンプル2(赤)が最も汚染されていました。サンプル3(水色)は河口付近の水。
水質分析の結果
プロジェクト期間中、川で魚がみとめられた
魚は環境の変化に敏感で、汚染された水には住むことができません。水質を測る上で、魚の生息は大変重要な指標の一つです。 EM開始から5か月目で小魚が認められるようになり、毎月増えていきました。水質が改善されていることがよくわかります。
(左)EM使用前
(右)EM使用開始から21日後
水が透き通り、底が見える
報告書の原文はこちらから(ポルトガル語)
詳細につきましては、ブラジルのパートナーへお問い合わせください
Ambiem Ltda.
Alameda das Acacias Q F3 Cond. Jardim do Atlantico – Miragem Lauro de Freitas -BA CEP 42.709-900 Brasil
Tel: +55 (71) 3289-3471
Tel: +55 (71) 99969-9757
E-mail: ambiem@em-la.com
Web: http://em-la.com/
2019年9月20日 更新