EM CASE STUDY - 事例集

持続可能な動物園

キュラソー動物園は、自然や動物の生態について学び体験できる環境に優しい動物園です。彼らはEM技術を使用して、持続可能なシステムの実現に成功しました。

動物園の概要

オランダ王国の構成国のひとつであるキュラソー島には、自然や動物の生態について学び体験できるキュラソー動物園があります。
この施設はもともと植物園として運営されていましたが、現在では外来種や熱帯地域の動物たちと触れ合うことができる動物園として、多くの地元民や観光客が訪れています。動物園は島の政府によって管理されており、絶滅危惧種の保護も行っています。
“環境に優しい動物園”として知られるキュラソー動物園は、EM技術に着目し、動物園敷地全体と庭へのEM使用を開始しました。

EMの使用

効果と結果

費用削減に成功
キュラソー動物園は島の政府によって運営されていますが、割り当てられた運営資金はかろうじて動物園を維持できる程度で、長い間厳しい経済状態に置かれていました。

なかでも特に問題となっていたのは、月額約2250ドル(日本円で約250,000円)の費用がかかる、消毒剤と抗菌剤を含む清掃用品の購入です。また、動物園では毎週約700kgにも及ぶ生ゴミが発生しますが、その処理にかかる費用も安いものではありませんでした。

しかし、EMの使用を始めてからは、業者を頼らず職員の手で生ゴミを発酵・堆肥化させているため、費用削減と持続可能なシステムの実現に成功しています。EMは、人や環境に優しいだけでなく、低コスト化にも有効なのです。

美味しく健康な農作物
庭と農場の日常管理にEMを使用し始めてから、美味しく健康な農作物が育つようになりました。動物園の職員は「良い農作物は良い食べ物を、良い食べ物は健康な動物を育てる」と語っています。

いきいきとする動物たち
エサや飲み水にEMを添加し始めてから、動物たちは以前より毛並みが美しく、健康で活発になりました。

より良い島を目指して
現在キュラソー動物園では、約15万人の地元住民と観光客を対象にEM講習会を開催しています。日常生活においてあらゆる場面でEM技術を取り入れることが出来れば、より美しい島づくりに繋がることでしょう。

いきいきとする動物たち

堆肥にEM活性液を散布する様子

EMの使用を喜ぶ動物園職員

2018年6月21日 更新

OTHER CASE STUDIES その他の事例 - 世界各地で活躍するEM

ゲンキ・アラワイ・プロジェクト

EM Hawaii, LLC は、ハワイ州ホノルルにあるアラワイ運河を清掃するために、2019 年に「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト」を立ち上げました。このプロジェクトはハワイ州模範財団の管轄下にあり、7 年以内 (2026 年まで) に運河を再び釣りや水泳ができる状態にすることを目指しています。