チリで、ガーベラ栽培にEMを取り入れた会社は、カビ抑制効果だけでなく、花の大きさや生産性も上がる結果に驚きました。今までよりも花が大きく咲くようになったため、出荷時に花を保護するネットもプレミアムサイズ用に変更。高値で取引されるようになりました。
16年以上の間ガーベラ栽培を手がけてきた「スーペル フロール社」は、チリの首都サンチャゴから北に110km離れたラスパロマ・デ・オコア市内にあります。(2017年現在)
現在、スーペル フロール社は州で一番のガーベラ栽培会社です。
ガーベラに付くカビを抑制する資材として、1年間試験的に利用するためにEMが導入されました。
EM利用でカビの抑制効果が認められるか見極めるため、1年間の試験をスタートしました。
EM活性液を使用し、栽培土壌と花蕾及び植物全体に施用しました。
花の植え付けの1ヶ月前に、土壌には山羊糞堆肥や葉の残渣など大量の有機物を施し、EMを撒きました。また、植え付けの前に花蕾をEM活性液の中につけ込んでおき、植物全体にもEM活性液をスプレーします。
(写真1)
EM未施用対象区
(写真2)
EM施用区
(写真3)
スーペル フロール社のオーナーとチリの販売代理店ビオ プント社職員
2018年2月8日 更新