未来の子供たちのために美しい河内町を維持したい、その思いから地域でEMを使い始めましたところ、水質が年々改善され、今ではホタルの川と呼ばれ、毎年多くの人がホタル祭りに訪れるようになりました。
熊本市の中心部から約30分の距離にある河内町は、山と有明海に囲まれており、みかんと海苔栽培の町として知られています。河内川は、河内町を北と南に分けるように流れる約6kmのB級河川です。高度経済成長中に川は汚染され、川で遊ぶ子供たちの姿もなくなりました。このような状況の中、1993年にこの町の婦人会が、「未来の子どもたちに美しい河内町を残したい!」と宣言し、ごみの分別や、EMぼかしを使ってゴミをリサイクルを始めました。1995年以来、 EM活性液を家庭用排水の処理に積極的に使うようになりました。1997年にはせせらぎグループが立ち上がり、活動を強化しました。河内川の水質は毎年改善され、町の人々の意識も高まっています。今や鮎、貝、ホタルが帰ってきて、自然に触れるのに理想的な場所になっています。ホタルが戻ってきたので毎年6月にはホタルの祭典が開催され、大勢の人が集まります。さらに、川がきれいになったので、貝の収穫量や高品質な海苔を生産できるようになり、地域の漁師の意識も変わった。漁師たちは、「あなたの活動から多くの益を受けています」と感謝の言葉を述べてくれました。漁業組合の女性部も積極的にEMを活用し、有明海の浄化に取り組んでいます。
子供たちもEM団子を作って町の活動に参加しています。
地元の子供たちから他の小学生へ
漁業組合の女性部門の皆さま
蛍のエサ(カワニナ)
2016年12月5日 更新