微生物による発酵の力で、
人も暮らしも環境も、
持続可能な未来へ。

WHAT IS EM EMとは

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EM(Effective Microorganisms:有用微生物群)は通称EM菌と呼ばれ、微生物による発酵と合成の力で悪臭を消したり、土や川の微生物環境を整えたりすることができます。乳酸菌や酵母、光合成細菌など、人と地球に快適な環境を生み出す善玉菌の集まりです。それらの微生物を利用した技術をEM技術と呼んでいます。

Essential Materials of EM

EM技術の基本資材「EM・1」「EMW」

EM菌を構成する微生物は、ヨーグルトでおなじみの乳酸菌、パンづくりに活躍する酵母、田んぼの中などで植物に栄養を作っている光合成細菌。どこにでもいる身近な微生物です。

EM・1は、それらの微生物が生きた状態で入っている茶褐色の液体で、「有用微生物土壌改良資材」として販売されています。EM・1を種菌として自分で増やすことができるため、大量かつ安く使うことができます。

EMWはEM・1と同じ、生きた微生物が入っている黄色味がかった液体です。「ハウスケア用発酵液」として販売され、色付きがないため掃除や洗濯などに活用されています。

* EM・1は、有機JAS 適合資材の認証・畜産A飼料の登録を受けています。

Non-chemical

ノンケミカルで、子どもやペットがいても安心

EM・1やEMWは遺伝子組み換え技術や化学合成物質を一切使用していません。原液が肌に触れても、万が一口に入っても全く問題がなく、安心してご使用いただけます。原液を薄めて使うのが基本の使い方ですが、希釈倍率を間違えても、人体に重大な問題が生じることはありません。そのため、子どもと一緒に家の掃除や家庭菜園を安心して楽しむことができます

Low-cost

カンタンに増やせて、ローコスト

水または米のとぎ汁に、EM・1(種菌)とエサ(糖蜜、または善玉菌のエサ)を加えて増やすことができます。家庭で簡単に増やせるので、コストを抑えてたくさん使うことができます。使う時は50~100倍に薄めて使うので、さらにオトク!

Multi-function

掃除、洗濯、消臭、家庭菜園など色々使える

EM菌は窓ふきや床掃除などの拭き掃除、トイレ掃除、洗濯などに使え、家庭の中の「汚れ」や「ニオイ」を取り除いてくれます。ただし、強力な汚れ落としとは異なり、“使っていくうちに汚れにくい環境にする”ことが基本。おうちの中が善玉菌環境に包まれ、健康空間が実現します。
また、EM菌は植物の水やりや家庭菜園に使うこともできます。植物の微生物環境も善玉菌優位になることで、植物の生育環境をサポートします。

High Versatility

農業、畜産、水産、建築業にも展開

EMが開発されて40年余。農業資材としてスタートしたEM技術ですが、現在ではあらゆる分野にその技術が応用されています。

農業においては、土壌中の微生物を活性化し、多様性を高めます。その結果、土壌の生態系が豊かになり、健康な土で育った農産物は病害虫に強く、元気に成長します。これにより、持続可能な農業が可能です。畜産では悪臭のない畜舎、致死率の低下、肉質の向上などが報告されています。また、水産業では抗生剤を使用しない養殖で、水の循環システムを確立。その他、河川の生態系回復や生ごみの資源循環、シックハウス対策にも活用されています。

Worldwide

世界130ヶ国以上に広がるEM

EMは1982年に誕生し40余年。日本をはじめとする50ヶ国でEM・1が製造され、130ヶ国以上で数々の実績を上げています。

いち早くEM菌を導入したタイ王国では、国王が提唱する「足るを知る経済」の下支えをする技術として推奨され、陸軍を中心に、貧困解決のために役立てられています。また、世界一幸せな国と称されるブータン王国では、全国民が学ぶ教科書にEM農法が掲載されており、世界有数のトマト栽培規模を誇る南アフリカの会社が積極的にEM菌を取り入れています。

EM用語集

  • EM活性液
  • 米のとぎ汁EM発酵液
  • EMボカシ
  • EM団子

EM活性液

EM・1を種菌として、糖蜜と水でEM菌を増やしたもの。家庭でも手軽に増やすことができるため、コストを抑えて広く活用できる。

米のとぎ汁EM発酵液

EM・1を種菌として、糖蜜と米のとぎ汁でEM菌を増やしたもの。

EMボカシ

EM・1(またはEM活性液、米のとぎ汁EM発酵液)と糖蜜を米ぬかに混ぜ、発酵させたもの。

EM団子

EM・1(またはEM活性液、米のとぎ汁EM発酵液)と糖蜜、EMボカシを土に混ぜ、発酵させた土団子。