【レポート】備えのひとつにEMを!能登半島被災地を行く | WEBエコピュア
2024.10.10ウェブエコピュア:【レポート】備えのひとつにEMを!能登半島被災地を行くより転載
https://www.ecopure.info/report/2024noto/
日本各地で地震が相次いでいます。最大の心配ごとの南海トラフ注意情報がテレビの画面からは消えても、大地震がいつ起こってもおかしくありません。そんな中、震災から8ヶ月が経過した能登半島を訪れる機会を得ました。
能登半島大震災は2024年1月1日16時6分に発生。能登半島最先端にある珠洲(すず)市を震源地とし、マグニチュード7.1。2024年8月現在で死者314人。津波、土砂崩れ、火災、液状化現象などで家屋の倒壊が相次ぎ、半島特有の道路事情により交通網が壊滅的に寸断され、自衛隊の救助活動が難航したことは多くの人の知るところです。
・浄化槽の復旧と簡易トイレでのEM活用
・災害からの復興とEMの効果
・トレーラーハウスとEMの普及に向けた取り組み
EM活性液による被災地支援
福井県福井市でEM関連事業を営むN_スタイル.ラボの中野孝さんは、震災後すぐさま被災地に入りたかったのですが、なにしろ道路の陥没や山崩れがひどく、動くことができなかったと話します。
「EMが震災時の臭い消しや家屋の洗浄に役立つことは経験済みで、全国のEM活動団体からEM活性液の提供の申し出がありましたが、それを届けるすべがありませんでした」と当時を振り返ります。
その後、被災地と電話がつながるようになると、能登半島に住む知人の安否を確認しながら、EMが何か役立つことはないかとリサーチを続けました。そして、被災者の支援をしたい一心で、福井市の有志の皆さんとボランティア活動を始め、250リットルのタンクにEM活性液を作りました。
浄化槽の復旧と簡易トイレでのEM活用
「合併浄化槽が詰まって困っている」との電話が、能登リサイクル協同組合から中野さんに入ったのは2024年3月のことでした。そこで、中野さんは浄化槽に40リットルのEM活性液を投入することを提案。数週間後、微生物の力で浄化槽は正常に機能し始め、困っていた悪臭も消えたという報告を受けました。
能登リサイクル協同組合は、被災地の簡易トイレの管理も担当しており、この成功を受けて試験的に簡易トイレへのEM活性液の投入を始めました。
中野さんを含むボランティアスタッフたちは、完成したEM活性液を500mlのペットボトルに小分けして、被災地の簡易トイレを訪問しました。
ボランティアスタッフが詰めた500mlのEM活性液は、能登リサイクル協同組合が管理する道の駅の簡易トイレの20リットルタンクに毎日投入されました。
EM活性液の効果について能登リサイクル協同組合の担当者からは、「悪臭はよく抑えられてり臭気対策として非常に効果的です」との評価をいただきました。
ですが、2024年の猛暑。
夏場の臭気を案じた担当者に対して中野さんは、気温が高い時にはEM活性液の量を増やすとより悪臭対策に効果的だということをアドバイスしました。
その後、厳しい暑さが続く時期にも悪臭は発生せず、快適なトイレ環境が維持され、利用者からも喜ばれました。この簡易トイレは、多くの方に快適に使ってもらえたものの、仮設住宅が完備される秋ごろには撤去される予定とのことです。
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