EM活用事例

有機カカオ栽培で収穫量増加

サンマルティン、ペルー, ペルー
国名:
ペルー
カテゴリー:
農業
タグ:
認証有機 , 循環性 , 教育/ 育成 , 堆肥
有機カカオ栽培で収穫量増加

事業概要

ACOPAGRO(アコパグロ)は、ペルーのサン・マルティン地方ワリャーガ中央渓谷に位置する小規模カカオ農家の組合です。

4つの州にまたがり、2,000人以上の組合員が有機カカオ栽培に従事し、有機カカオ豆の加工と輸出も行っています。アコパグロはイタリア、フランス、スイス、オランダ、アメリカにカカオ豆を輸出しています。 

同社のカカオ豆は、USDA、レインフォレスト・アライアンス、BioSuisse、その他多くの認証によって有機認定されています。

アコパグロは、微生物の有益性を学ぶことを目的に、EMテクノロジーの使用を開始しました。

 

EMの活用

ペルーにおけるEMROのパートナーであるBIOEM社は、まずACOPAGROにEM・1のサンプルを提供し、次にAEM(EM活性液)の調製を手伝いました。 BIOEMは、EMの応用に関する技術的な支援を行い、進捗状況を監督しました。

ACOPAGROは、「AEM作りを訓練する委員会 」と呼ばれる農家のグループ向けにEMワークショップを開催しました。各委員会はタンク1~3杯分のAEM(EM活性液)を製造し、2週間後には畑に散布できるようになりました。

彼らは通常、午前と午後の1日2回、AEM(EM活性液)を散布します。背負い式噴霧器を使い、植物に直接、土壌全体に散布します。EMは年間を通して使用しています。

 

AEM(EM活性液)の作成
AEM(EM活性液)の作成
背負い式噴霧器によるAEM(EM活性液)の散布
背負い式噴霧器によるAEM(EM活性液)の散布
カカオの木にAEM(EM活性液)を散布する様子
カカオの木にAEM(EM活性液)を散布する様子

効果と結果

EM技術を使用する前は、低収量や土壌の腐敗といった問題を抱えていましたが、EMを使い始めてから、彼らはEMが持続可能な方法で以下の効果を促進することに気づきました:

- 乾燥カカオ豆の収量が10%から20%に増加 1,000kg/haから1,200kg/ha。
- モニリア(カビの一種)の発生が20%~30%減少。
- AEM(EM活性液)を施用することで、剪定後も葉が再生し始めた。
- AEM(EM活性液)は開花も促進する。
- EMによって葉がよりよく分解され、カカオの木がより簡単に、より効果的に栄養を吸収できるようになったため、土壌の状態が微生物レベルで改善された。
 

 

詳細については、ペルーのパートナーにお問い合わせください。
BIOEM SAC
Torres Malarín 355, Pueblo Libre. Lima, Peru
電話: +511-4630329 /+511-43.960.3740
ファックス: +511-43.426.280
Eメール: freyes@bioem.com.pe
    informes@bioem.com.pe
ウェブ:  http://www.bioem.com.pe
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