EM CASE STUDY - 事例集

南アフリカ最大のトマト生産企業 ZZ2のエコ農業

ZZ2は南アフリカ最大のトマト生産者としてよく知られています。2002年にEM技術を導入して以来、大規模な生産がより成果を上げるようになりました。たとえば、リンゴの生産では果実中のカルシウム含有量が30%増加し、品質が向上しました。さらに、病害も発生していません。

南アフリカでの大規模な展開

健やかに育ったトマト

ZZ2は南アフリカ最大のトマト生産者であり、タマネギ、アボカド、リンゴ、ナシも多く生産し、国内市場および世界の市場に供給しています。
また、ZZ2は22,000ヘクタールの自然保護区を保有しており、2002年からは環境に配慮した農業生産においてEM技術を活用しています。

推定生産量(年間トン数):
・トマト 20万~22万トン
・アボカド 3万トン
・タマネギ 9,200トン
・リンゴとナシ 12,000トン

アボカドの木

堆肥処理エリア

上空から見た農場

EMを活用した果実生産

無機窒素を含まない堆肥とマルチ栽培により、果物のカルシウム含有量が30%増加しました。

ZZ2社はEM技術の導入後、化学燻蒸をほぼ100%削減し、大幅なコスト削減を実現しました。さらに、植物病害の抑制と根の発育促進にも成功しました。

病害を受けた根の状態

EM処理した根の状態

EM処理の有無による葉の状態の違い

また、牛ふん、フミン酸、海藻などを原料とした「コンポストティー」と呼ばれる液体肥料を、年間約150万リットル製造しています。

さらに、ニンニク、レモンなどをEM活性液で発酵させて作った害虫忌避効果のあるFPE(発酵植物エキス)も製造しており、害虫から植物を守ります。

液肥の貯蔵タンク

EM活性液のタンク

pHの管理

健やかに育つトマト

収穫物の選別作業

出荷前の箱詰めチェック

2016年7月4日 更新

OTHER CASE STUDIES その他の事例 - 世界各地で活躍するEM