EM活用事例

高品質のEMバナナ

ラ・コンコルディア, エクアドル
国名:
エクアドル
カテゴリー:
農業
タグ:
認証有機, 大規模, 循環性, ボカシ, 堆肥
高品質のEMバナナ

田辺農園

エクアドルにある田辺農園では美味しくて安全なバナナを栽培し、日本に輸出しています。コンビニエンスストアやスーパーで田辺農園のバナナをご覧になったことがある方もいらっしゃるでしょう。
「田辺農園ブランド」のバナナは、一般的なバナナより多少値は張りますが、その価格に値する味と品質だとお客様達から評価され、選ばれ続けています。
 
田辺農園は標高300mに位置する南米エクアドルのエスメラルダ州コンコルディアにあります。農園面積は320ヘクタールで、年間通して日中30℃〜32℃、夜間は20℃〜22℃の温暖な気候です。

この農園を経営する田辺さんは第二次世界大戦後に移住した日本人バナナ農家の2代目で、エクアドルの原種のバナナのみならずフィリピン原産のバナナも育てています。また田辺さんはバナナを「自然循環型農法」で育てる工夫をされています。 バナナは傷がつきやすいので、出荷基準に満たないバナナを潰して発酵させます。そして発酵したバナナを堆肥として再利用し、化学肥料や殺虫剤を使わないようにしているのです。田辺農園では廃棄物を出さない努力を続けており、EM活性液やEMボカシ、ミミズ堆肥を随所に使った農法を営んでいます。




 

田辺農園の特徴

田辺農園では有機肥料を使い除草剤を使わないようにしています。そのため、雑草対策として園内の土壌にハーブを育てています。こうすることで土壌の湿度も適度に保たれています。
 
規格外となったバナナは収穫残渣である葉や枝と共にベルトコンベアーで裁断場に運ばれ、ミミズの餌となります。高品質な堆肥を作るためにはミミズの力が必要となるからです。上の写真はミミズ堆肥場の写真です。茶色の部分がミミズの餌です。各レーン1㎡あたり1,000匹以上のミミズが生息しており、収穫残渣を食べて排泄物を出し、堆肥の栄養価をさらに高めています。

ミミズ堆肥は6ヶ月で出来上がります。堆肥を利用するため、まずはできあがった堆肥の上に新たなエサを撒いて、ミミズたちを移動させます。上部に集まったミミズたちは別のレーンへ移動され、下に残った堆肥が利用できるようになります。

このミミズコンポストには、EMボカシやEM活性液も使われています。鶏糞やその他の有機物を発酵させ、有機肥料とするためです。
 

田辺ブランドバナナ

田辺農園のスタッフ。収穫したバナナと。
田辺農園のスタッフ。収穫したバナナと。
バナナの収穫は大変な作業です。虫や鳥から守るため、各枝に実るバナナに袋をかけ大切に育てます。その一袋分のバナナの重量はおよそ30㎏〜40㎏です。

灌水は貯水池から流れているきれいな川の水を使います。貯水池には魚やカワウソなど多様な生物が生息しています。この池の水が田辺農園の灌水システムの源となっています。 その他には、活性炭を通し、オゾン処理された井戸水も利用しています。この浄水は出荷前のバナナの洗浄に使われ、輸送中に有害なバクテリアが入り込まないようにしています。 安全で品質の良い農産物を生産するため持続的なシステムを構築している農園には「グローバルGAP」(Good Agricultural Practic :適正農業規範)認証が与えられます。田辺農園ではこの世界認証を取得しており、日本では田辺農園のバナナは付加価値の付いた特別なバナナとして知られています。